ラン航空は〈Oneworld〉という航空会社のアライアンスに加盟しておりますが、先日以下の記事でお伝えしていたように今年中にそのアライアンスを脱退する予定です。

上の記事を書いた時点ではまだ脱退する日は不明とのことでしたが、先日の経済誌によると2020年5月1日に脱退するということが発表されております。
我々日本人にとっては〈Oneworld〉といえばJALをイメージするかと思います。
国内・国外出張が多い方や日本への一時帰国の権利がある方は奮ってマイレージを貯められているのではないでしょうか。
今後、JALやその他〈Oneworld〉のアライアンスメンバーとの協定はどのようになっていくのか気になりますね。
記事では【oneworld加盟による旅行者のベネフィットは2020年4月30日まで有効】と発表されていますが、oneworld加盟会社と結んでいるVipサロンやマイレージの交換などの協定は多くの航空会社としばらく継続してくれるようです。
一応、継続予定の航空会社は以下の通り。
British Airways
Cathay Pacific
Finnair
Iberia
Japan Airlines
Malaysia Airlines
Qantas
Qatar Airways
Royal Jordanian
S7 Airlines
SriLankan Airlines
ご覧いただいてお気づきかもしれませんが、American AirlinesとのマイレージプログラムやVipサロンの相互アクセスは5月1日より即刻終了しそうな感じです。
2020年5月1日までにマイレージを使ってアメリカン航空との協定を利用している場合は2021年4月30日まで有効とのことです。
ちなみにこのようなアライアンスは3つ大きなグループがありますね。
設立年:1999年
加盟数:13社
機材数:約3,500機
チリ発着はブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア、カンタス、カタール
設立年:1997年
加盟数:27社
機材数:約4,600機
チリ発着はユナイテッド、エア・カナダ、アビアンカ、コパ
設立年:2001年
加盟数:19社
機材数:約2,800機
チリ発着はデルタ、エールフランス、アエロメヒコ、KLM、アリタリア、アルゼンチン
話はちょっと変わるんですが、このような重要な経営判断はCMF(日本で言う証券取引委員会のような機関)に通知を行う必要があります。
CMF:http://www.cmfchile.cl/portal/principal/605/w3-channel.html
Hechos Esencialesというカテゴリーになって、各企業情報の一覧から以下のように見つけることができます。

また掲載日が直近であればトップページに出ているので、このようにして見つけることも可能です。

そのオフィシャル文書が以下のようなものです。

- ラン航空は2020/5/1にOneworldを脱退
- アメリカン航空を除く多くの航空会社とベネフィットはしばらく継続
- 北米行きのOneworldがなくなった
- 企業の重要な経営判断はCMFに掲載される
いかがでしたでしょうか?
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それでは今日はこの辺りで、チャオチャオ♪