経済大臣のLucas Palaciosさんが、現時点で中小企業の14,823社がこの騒動の被害を受けていることを発表しました。
9,211社が形のある損害を報告しているとのことです。 その内、
Pequeñas
Y
Medianas
Empresas
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]政府はそれらの中小企業に助成金を出してくれています。
助成金の金額は各社によって異なり、500,000ペソから4,000,000ペソとなっています。
平均の助成金額は一人あたま1,923,000ペソです。
意訳ですが経済大臣が以下のような発言をされています。
ここ数十年、チリでは経済成長率やマクロの数字に目がくらんでいた。
この数字のウラにいる民衆のことにほとんど気づいていなかったのである。
多くの国民が国の一部だということを感じていなかった。
多くの国民が永続的な弱さ、脆さの中で生きている。
それが今起こっているこの危機で表現された。
多くの零細企業や中小企業が苦しんでおり、それが町で起こっている
暴動によって我々の経済の衰退に影響してきている。
我々は今まさにチェンジが必要なんだ。
もしこれらの企業の状態が悪く、我々が援助する措置を作っているとすれば
2ヶ月前も良くなかったはずである。
それはこれまでに出てきた脆さによって示されている。
これから我々はもっと零細企業や中小企業のことを気にかけるべきである。
チリ全体にある企業の98%をそれらの企業が占めているが、
売上高全体の13.7%しかないのは非常に低い数字である。
この98%の企業のオーナーが国民の何%かはわかりませんが、反政府活動の中で破壊行為や略奪を行っている一部の悪者たちはもちろんオーナーではないはずです。
ここで挙げられている中小企業や零細企業の一社員で、国の経済のことや経営者の気持ちなんか考えることは難しいのかなと思っています。
政府側の人間も反省の意を見せているし、ちょっとした一時金を配るような政策も出ているので少しずつ国民の熱は冷めてきているのかなとは思っています。
昨夜は金曜日の夜ということで少し活動的になったようですが、それ以外の平日は比較的平穏な日々を過ごすことができました。
それでは今日はこの辺りで。
良い週末を!