チリワイン市場では「安さ」より「価値」が選ばれる時代に入り、プレミアムワインの需要が確実に伸びています。
2025年、チリワイン市場で大きな変化が起きています。
これまで主流だった低価格帯ワインの需要が落ち込む一方で、プレミアムおよびスーパープレミアムワインが成長中。
本記事では、コンチャ・イ・トロのデータをもとに、チリワイン市場で進む「プレミアム化」の実態と、その背景にある消費者の変化を整理します。
チリワイン市場で起きている変化(低価格帯の減少と上位帯の成長)
2025年、コンチャ・イ・トロは、低価格帯ワインの減少と、プレミアムおよびスーパープレミアムワインへの関心の高まりを確認しました。
現地メディア「La Cuarta」の報道によると、チリでは品種別ワインや低価格帯ワインのセグメントが、数量ベースで1.5%減少しています。
これは大衆向け消費の落ち込みを反映したものです。
これは国際市場でも見られる「プレミアム化」の流れが、チリでも進んでいることを示しています。
「量より質」へ変わる消費者の行動
コンチャ・イ・トロのコンシューマー・インサイト部門マネージャーであるマリエラ・マグノルフィ氏は、現在の消費者について「より予算を意識している」と説明しています。
特に家庭内でのワイン消費において、量よりも質を優先する傾向が強まっているとのこと。
この動きはチリ国内にとどまらず、世界的にも継続しているとされています。
また、量よりも質を優先する消費者には、少なくとも2つのタイプが存在しています。
- 購入量が少なくても日常的により良いワインを選ぶ層
- 特別な機会のためにプレミアムワインを購入する層
ワイン業界を取り巻く環境と戦略の変化
こうした動きは、ワイン業界にとって厳しい環境の中で起きています。
世界的にワイン消費は減少傾向にあり、チリの大手ワイナリーも戦略の見直しを進めている最中です。
コンチャ・イ・トロでは、すでにプレミアム以上のワインが売上の57.4%を占めており、この戦略は2017年から継続して実行されています。
プレミアム化の背景と今後の示唆
この流れの背景には、消費者のライフスタイルの変化があります。
アルコール消費量の減少、従来型の社交の場の減少、そして支出の合理化といった動きが進んでいることでしょう。
さらに、ワインは他の飲料との競争や新たな消費嗜好の影響も受けています。
こうした状況の中で、チリワイン業界にとって重要なポイントは明確です。
販売量が減少したとしても、消費者がより良い体験に対して対価を支払う意思がある限り、売上が必ずしも減少するとは限りません。
チリワインは「価格」ではなく「体験」で選ぶ時代へ
今回の動向から明らかなように、チリワイン市場は「安さ重視」から「価値重視」へとシフトしています。
つまり、これからは「いかに安いか」ではなく「どれだけ満足できるか」が重要になってくるでしょう。
これは、ワイン選びにもそのまま当てはまります。
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