チリワインNo.2の衝撃|VSPTの歴史から日本で買えるオススメまで徹底解説

チリワインNo.2の衝撃|VSPTの歴史から日本で買えるオススメまで徹底解説

日本の食卓で、最も目にすることの多いチリワインの一つが、

かわいいアルパカのラベルでおなじみの「サンタ・ヘレナ・アルパカ」です。

しかし、その背後に世界トップ20に入る規模を誇る巨大なワイン生産者グループが存在することを知る人は、まだ多くありません。

その名は、VSPT Wine Group(以下、VSPT)

「安くて美味しいチリワイン」というイメージを超え、

今や世界80か国以上に輸出されています。

名だたるワイン評論家を唸らせる品質と、

地球環境を守る圧倒的なサステナビリティを両立させている企業です。

本記事では、このワイン界の巨星の全貌を解き明かします。

目次

150年の伝統が融合。VSPTを形作る「2つの名門」の物語

VSPTという名称は、2つの偉大なワイナリー

Viña San Pedro(サン・ペドロ)」と

Viña Tarapacá(タラパカ)」の頭文字から取られています。

この2社が2008年に合併したことで、チリのワイン史は大きく動きました。

フランス品種をチリに広めた開拓者「サン・ペドロ」

San Pedroの公式サイト
San Pedro公式サイトより

Viña San Pedro(サン・ペドロ)は、1865年創業。

チリで最も歴史あるワイナリーの一つです。

彼らの功績は、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネといった

フランスの貴族品種をチリに導入した「パイオニア」であること。

1940年代にはすでに日本への輸出を開始していたという事実は、彼らの先見の明を物語っています。

チリワイン発祥の地で伝統を守る「タラパカ」

Viña Tarapacá(タラパカ)は1874年

チリワイン産業の心臓部であるマイポ・ヴァレーに設立されました。

伝統的な製法を守りつつ、エレガントで力強いワインを造り続ける同社は、

VSPTの「プレミアムな品格」を支える重要な柱となっています。

Instagram公式アカウントより

多様なテロワールが生む、VSPT傘下「8つのワイナリー」比較表

VSPTは単一のメーカーではなく、チリとアルゼンチンに跨る8つの個性豊かなワイナリーを擁する連合体です。

それぞれの産地の特性を活かし、デイリーから高級品まで隙のない布陣を敷いています。

スクロールできます
ワイナリー名主要産地特徴・おすすめ層
Viña San Pedroクリコ・ヴァレーグループの中核。最高峰「アルタイル」を生む
Viña Tarapacáマイポ・ヴァレー伝統的な重厚感を楽しみたい方向け
Viña Santa Helenaセントラル・ヴァレー「アルパカ」の生みの親。究極のデイリー
Viña Leydaレイダ・ヴァレー海風を感じる爽やかな白・ピノ・ノワールの聖地
Viñamarカサブランカ・ヴァレー華やかなスパークリングワインに特化
Misiones D Rengoラペル・ヴァレーコスパ重視の実力派ワインブランド
Graffignaアルゼンチン・サンファン150年以上の歴史がある
Viña La Celiaアルゼンチン・メンドーサアルゼンチン産マルベックの先駆者

美味しいだけじゃない。世界がVSPTを「信頼」する理由

現代のワイン選びにおいて、味と同じくらい重要なのが「その企業は誠実か」という点です。

VSPTはこの分野において、世界でも最高レベルの評価を得ています。

環境負荷を最小限に。2050年カーボンニュートラルへの挑戦

VSPTは、ただワインを造るだけでなく、

「将来にわたるワイナリーの発展には、地球環境の保護が不可欠」

という強い信念を持っています。

  • 独自の再エネ活用: 世界初のバイオガスプラントや小水力発電所を自社で運用。
  • 低炭素の証明: ワイン1リットルあたりの炭素排出量はわずか0.62 KgCO₂。これは世界でもトップクラスの低数値です。

2026年「最優秀ワインメーカー」が証明する圧倒的な品質

規模が大きくても、職人の技に妥協はありません。

チーフワインメーカーのガブリエル・ムスタキス氏は、

著名なガイド誌(Guía de Vinos Descorchados)にて「チリ最優秀ワインメーカー」に選出されました。

最高峰のアイコンワイン「Altair(アルタイル)」が

世界中の評論家から90点以上の高得点を連発していることが、

その実力を証明しています。

Instagram公式アカウント
Instagram公式アカウントより

【完全ガイド】日本で買えるVSPTのワインラインナップ

不動のNo.1「サンタ・ヘレナ・アルパカ」選び方ガイド

日本で最も売れている輸入スティルワインである「アルパカ」。

その魅力は、迷うほど豊富なバリエーションにあります。

  • まず試すなら: 「カベルネ・メルロー」。肉料理全般に合う、まろやかなコクが特徴です。
  • 魚介や和食に: 「ソーヴィニヨン・ブラン」。レモンを絞ったような爽快感が料理を引き立てます。
  • 少し慣れてきたら: 「プレミアム・カベルネ・ソーヴィニヨン」。1,000円未満とは思えない凝縮感とバニラの香りが楽しめます。

>>楽天市場、アルパカ12本で約6,700円は反則です!

次世代の注目株「ナイン・ライブス」と「グラフィーニャ」

アルパカの次にぜひ試していただきたいのが、以下の2ブランドです。

  • ナイン・ライブス: 「9つの命を持つ猫」をモチーフにした、スタイリッシュなプレミアムライン。複雑味のある深い味わいが、若年層やグルメな層に支持されています。
  • グラフィーニャ: アルゼンチン最古級の歴史を持つブランド。特に濃厚な「マルベック」は、焼肉やステーキとの相性が抜群です。

>>ローランドがアンバサダーを務めたナイン・ライブス

>>大文字「G」のインパクトが大きいグラフィーニャ

チリ駐在員も唸る「アルタイル シデラル」

San Pedro公式サイトより

チリ産のプレミアムワインを試してみたい方におすすめなのが「アルタイル シデラル」。

4,000円台とチリワインにしてはやや高価になりますが、チリに派遣された駐在員が好んで手にする1本です。

日本でも、現地価格と大きく変わらない金額で購入できるのが魅力。

肉汁がたっぷり溢れる料理と一緒にどうぞ。

>>やまや、グッジョブ!これが日本で飲めるのは嬉しい

まとめ:VSPTのワインは、地球と未来に優しい「賢い選択」

1865年から続く伝統と、最新の環境技術。

VSPT Wine Groupが提供しているのは、単なる飲み物としてのワインではありません。

それは、「伝統を守り、未来を創る」という情熱の結晶です。

スーパーで見かける「アルパカ」の一本にも、チリの広大な自然と、

1,700人のプロフェッショナルによるサステナブルな取り組みが詰まっています。

今夜のワイン選び。もし迷ったら、本記事でご紹介したワインを探してみてくださいね!

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