チリで中古車を譲渡する時の手続き @公証役場
[chat face=”1L.png” name=”長男” align=”right” border=”green” bg=”none” style=”maru”]もうすぐ帰国だから持っている車を売却しなければいけないけど、手続きが全然分からない!といった方向けの記事だイスラ![/chat]
[jin_icon_check size=”24px” color=”#973030″]本記事の内容
- 中古車の売買手続きステップ
- 中古車売買の手続きに必要な書類
[jin_icon_check size=”24px” color=”#973030″]本記事の信頼性
- 南米チリ在住6年目の純日本人男性
- チリ人女性と国際結婚、1児のパパ
- 企業戦士を支える立場で絶賛活動中
- 絶望から這い上がろうと日々奮闘中
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チリのサンティアゴだと車がなくても生活できるけど、
やっぱりあると便利なのは否めません。
特に子連れとなると車を所有する方がほとんどです。
多くの駐在員の皆さまはチリ生活の期間は、
3年前後ぐらいと限られていると思います。
一旦、車を所有してしまうと帰国時には
必ず「車の売却」が必要となってきます。
この記事では「車の売却」に関しての情報をお伝えします。
前提としては【知り合い同士の売買手続き】をイメージしております。
売買手続きのステップ
ここでは車の売買手続きのステップをご紹介します。
[box04 title=”売買手続きのステップ”]
- 見込み客との交渉
- 売買条件の確定
- 手続きの実施(市政登録局 or 公証役場)
[/box04]
見込み客との交渉
ほとんど駐在員の方は、「後任で来られる方」や「他社の新赴任者」などに販売されているケースが多いように思われます。もしタイミングが悪く、引き取る方が現われなかった場合は「中古車屋」と交渉しているケースがあります。
[chat face=”2R.png” name=”次男” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]2020 年はコロナの影響で外出できない時があったラパ![/chat]
[chat face=”3L.png” name=”三男” align=”right” border=”red” bg=”none” style=”maru”]そのタイミングで販売が必要となった方は、バーチャルで査定をしたりして販売手続きを行なっていましたヌイ![/chat]
売買条件の確定
駐在員間での売買をされている方は、お互い知っている仲なので良心的な価格で取り引きされています。
ただし、中古車ビジネスに関わってくると強烈な値引き交渉があるかもしれません。そんな時はマーケット価格を見て、妥当な価格帯を事前に知っておくことをオススメします。
僕がたまに見るサイトをご紹介します。
[chat face=”1R.png” name=”長男” align=”left” border=”green” bg=”none” style=”maru”]もちろん掲載価格は値引き要請を受ける前提の価格となっているイスラ![/chat]
手続きの実施
「車の売買手続き」と「所有者変更」は以下の場所で行えます。
結論から申し上げると、「公証役場」で行う方が「少し費用が高いけどスムーズ」だと思います。
[box04 title=”手続きが可能な場所”]
- 市政登録局
- 公証役場
[/box04]
[jin-fusen1-even text=”市政登録局:Registro Civil”]
[jin-fusen1-even text=”公証役場:Notaria”]
公証役場で行う手続きは、以下の通りです。
[box04 title=”手続きの内容”]
- 売買契約書への署名
- 税金の支払い(取引金額の 1.5%)
- 所有者変更(RVM)
[/box04]
[jin-fusen1-even text=”RVM:Registro de Vehículos Motorizados”]
[jin-iconbox08]RVM への登録は、役場がシステムを持っていれば同時に手続きしてくれます。[/jin-iconbox08]
市政登録局で手続きを行う場合は、「売買契約書への署名」「税金の支払い」「所有者変更」これらの手続きを別々に行う必要があります。
[chat face=”2L.png” name=”次男” align=”right” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]「税金の支払い」は通常、銀行で行われるラパ![/chat]
手続きに必要な書類
大まかな手続きの流れはお分りいただけたと思います。
次に手続きに必要な書類について記載していきます。
[box04 title=”必要な書類”]
- 売買契約書
- 身分証明書(カルネ)
- 委任状
- 通行許可証
- 強制加入保険
- 車検証
- ☆車の登録証
- ☆違反証明書
- ☆車両登録証明
[/box04]
売買契約書
契約書と言ってもたいそうなものではなく、1枚の用紙に収まる程度のボリュームです。
以下の決まりごとを表明するものとなります。
- 売り手:契約書に明記されている車を引き渡すこと
- 買い手:契約書に明記されている金額を支払うこと
[box04 title=”契約書の構成”]
- 当事者事項
- 取り引きされる車の詳細
- 取り引きされる金額
- 署名
[/box04]
[chat face=”3R.png” name=”三男” align=”left” border=”red” bg=”none” style=”maru”]公証役場で手続きをする場合は、役場にひな形があって、口頭で伝えると記載してくれるヌイ![/chat]
身分証明書
ここは言うまでもなく、カルネ(cédula de identidad)の原本を持参する必要があります。
委任状
もし第三者が当事者の代わりに手続きを行うのであれば、委任状が必要となります。委任状は当事者のサインだけで良い『poder simple』ではなく、公証役場で認証された『poder notarial』が必要です。
通行許可証
『Permiso de circulación』と呼ばれる書類です。
強制加入保険
上記の通行許可証と一緒に『SOAP』も持参しておきましょう。
[jin-fusen1-even text=”SOAP:Seguro Obligatorio de Accidentes Personales”]
車検証
同じく、『Revisión Técnica』の証明書類も持参します。
☆車の登録証
『Certificado Inscripción』と呼ばれる書類です。
☆違反証明書
『Certificado Vehículos de Multas』と呼ばれる書類です。
☆車両登録証明
『Certificado Vehículos de Anotaciones Vigentes』と呼ばれる書類です。
この書類には以下のような情報が掲載されます。
- 車両を所有した所有者
- 車両への登録(コンポーネントの変更など)
☆が付いている書類はオンラインで取得できます。
>>https://www.registrocivil.cl/
編集後記
実はこういう手続き関連の情報って、
現地の人でも詳しくはないんですよね。
そりゃあ、そうだと思います。
中古車の売買なんて人生で何回ありますか?
こういった情報は逆に機会が多い
日本人の方が知っていたりします。
なるべく口頭での情報共有ではなくて、
いつでもどこでも情報にアクセスができれば
と思って今回の記事を書きました。
実は先日知人の手続きに同行したのです。
今までは全く関与したことがなく、
詳細までわからなかったので書けませんでした。
一度体験すればより理解が深くなり、
一応書ける程度にはなったかなと。
同行したのは現地の人だったので、
全く準備できておらず困りました笑。
今後もし同行する機会があれば、
この記事に基づき準備を滞りなくできればと思います。
[jin_icon_check size=”24px” color=”#973030″]本記事のまとめ
- 中古車の売買手続きステップ
- 中古車売買の手続きに必要な書類
このブログでは「チリ生活」「スペイン語」について発信しております。
ぜひ以下の記事ものぞいてみてください。
https://blogdemoai.com/?p=1842
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