僕は2015年7月からサンティアゴで生活をしています。最初の頃は町を歩いていても日本人ひとりとして遭遇することがありませんでした。後々判明したことなのですが、多くの日本人駐在員の方々はある居住区に住んでいました。その居住区とは一体、サンティアゴのどの辺りなんでしょうか。
日本人が多い地区
日本人駐在員が圧倒的に多いのが、Las Condes(ラス・コンデス)という居住区になります。
日系企業のサンティアゴ事務所が多いというのもありますが、やはり治安も比較的良くて、生活するにあたって便利なところが大人気です。
例えばこの辺りですと、緑豊かで広大な公園があったり、側に大型ショッピングモール、さらに地下鉄の駅まで徒歩10分程度となっているので文句なしです。
サンティアゴの自治体
サンティアゴは37のComunaと呼ばれる自治体によって区分けされています。
下図中、サンティアゴ東部(緑色)にある地区は収入が高い世帯が生活していることが多いです。
2018年の統計
2018年5月にある調査機関が出した統計があります。その統計は2017年の国勢調査に基づいたものになります。
そちらを基にどんな場所に住むべきなのかを考えていきましょう。
評価方法
以下の各項目で点数が算出されてカテゴリー分けされます。
- 住宅および周辺環境
- 健康と環境
- 社会的なお付き合い
- ビジネス向けの環境
- 労働環境
- 交通の便
3つのカテゴリー
上記の各項目で算出された点数によって、以下の3つのカテゴリーにわけられます。
- 平均以上
- 平均
- 平均以下
ランキング上位8位
ランキング上位8位に位置する自治体は以下の通りです。
- プロビデンシア
- ラスコンデス
- ビタクラ
- ロバルネチェア
- サンミゲル
- ラレイナ
- ニュニョア
- サンティアゴ
各項目でのランキング上位
各項目毎のランキングも出されています。
労働条件と社会環境はサンティアゴ以外の町がノミネートされています。
ランキング下位3位
ランキング下位3位は以下の通りとなります。
- ペニャフロル
- タラガンテ
- ラピンタナ
各項目でのランキング下位
ここで知っておきたいのは生活環境がよくない地区ですね。やはり基本的には、その周辺には立ち寄らない方が無難です。
チリ人ですらその地区のガソスタの兄ちゃんに、
と言われたこともあるそうです。
結局どこに住むのか
下のグラフでは色分けがされていますが、みどりが比較的住みやすいところ、きいろが可もなく不可もなく、あかは住みにくいところと判断します。
僕がチリで生活し始めた頃はこのような情報を得ていませんでした。チリ人と国際結婚をしていますが、あまり盲目的に進んでしまうと取り返しのつかないことになるかもしれません。
国際結婚、住居選びなどの決断に役立ってくれれば嬉しいです!
[…] […]