最近チリの貧富の差というテーマがどうも気になってしまう僕です。
気になって気になって、お買い物する時とかについつい値段と最低賃金(約300,000ペソ)を比較してしまいます。
身近な存在で最低賃金程度のお給料をもらっている職といえば、うちのマンションのコンシェルジュとかでしょうか。確か最低賃金に毛が生えたぐらいのお給料だったと思います。
例えばレストランに行って会計をする時なんかも、これは最低賃金の⅙かぁ…とか。このジャケットは最低賃金の½かぁ…とか。生活していて、あじけない感じがしています。
とは言え、もちろん使ってしまいますが。
先日ある保養施設へ出向いたのですが、その施設をというか施設がある周辺の雰囲気を結構気に入っちゃったんです。でもそこは基本会員制の施設となっております。もうお気づきかもしれませんが、もちろん富裕層しかそんな権利を得ることはできません。
さて気になるお値段の方ですが、近い将来に必要じゃないのでザックリとした価格の情報です。基本的にいつもなるべく正確な情報を提供するように心がけています。なので情報源は統計局とか公的な機関のものから引用することがほとんどです。
しかし、今日は直接クラブに聞いておらず、情報源はなんとMercadoLibre。MercadoLibreというのはチリにある大きなECサイトになります。
こちらで会員権の転売が行われており、会員になるための情報が出ていましたので、そちらを参考にしています。複数の商品情報を見たので、大きくは外していないはずです。
Hacienda Santa Martina
価格帯
会員権(大人1名):約3,500,000ペソ(約540,000円)
登録費:約2,100,000ペソ(約320,000円)
月額:約117,000ペソ(約18,000円) *支払いは3ヶ月ごと
テニスコート、パデル、ゴルフ場、屋内外プール、クラブハウス、ジム、ジャグジーなどの利用が可能となっています。さすがに会員権を持っていると1回の使用料とかはないと思っているのですが、それは分かりません。
公式的に権利を他人へ譲ることが可能とのことで、このように転売されている模様です。
ちょっと経営者のお話になりますが、どうやら今年に前のオーナーが施設を売却していたみたいです。前オーナーの父はパレスチナ移民のようで、水泳でかなりのメダルを獲得していたとのこと。やはりパレスチナ移民はビジネスで成功する人が多いんだなぁと感心していると…
負債が14,000Mペソもあったよう。日本円にすると約24億円弱だけど本当かな?笑
もうもはや、最低賃金なんかと比較するととんでもないことになっているんですけど…でも新しいオーナーに買い取られ、財政の状況は回復しているそうです。これからホテルの建設やその他の設備開発を検討しているそうですね。
Twitterアカウントなんかもあります。写真を見ているとぼんやり分かったことがあって、このような水泳クラブみたいなところから南米選手権とかオリンピックに出ることができるような選手がうまれてくるんだろうなと。おそらく下界の方には、日本でいうイトマンスイミングスクールのような市民の味方になるようなクラブはあまりないのであろうと。
そろそろチビ助にもプール教室探してあげないと。
今日は(も?)まとまりのない文章になってしまいました。
最近本当にこの騒動で疲れきっていて、どこか落ち着いたところに行きたいと心の底から思っております。このような保養施設で休日をゆっくり過ごすことができれば幸せだなと思います。
が、車も持っていない僕は物理的なアクセスも金銭的なアクセスも厳しい状態です。
ということで誰か会員権持っていればお誘いください笑。それでは今日はこの辺りで。
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