スペイン語

【初学者必見】スペイン語の序数詞|Número ordinal

スペイン語の学習を始めたばかりの方が、つまずいてしまう数字の「序数詞(número ordinal)」。

この記事では以下のことを解説します。

  • 序数詞とは
  • よく使われる序数詞
  • 序数詞の作り方
  • 序数詞の使い方

 

スペイン語の序数詞とは

序数(じょすう)とは、順序や位置を示す数のことです。

「1番目、2番目、3番目…」のように物事の並びや順位を示すときに使います。

序数は「第1」「第2」などのように、日本語では「第」という漢字を付けて表記することが一般的ですね。

 

たとえば

  • 日本語:第1、第2、第3
  • 英語:first, second, third

英語でも同じですよね。

通常の数字(基数詞)なら、one, two, threeです。

でもそれが序数詞になると、first, second, thirdになります。

 

スペイン語でも同じ感覚でオッケーです。

  • 基数詞:uno, dos, tres
  • 序数詞:primero, segundo, tercero

序数は、順番や並びの中での位置を明確にするために用いられ、日常会話や書類、順位表記などで広く使われています。

 

よく使われるスペイン語の序数詞

数字は無限にあるので、青ざめた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でもご安心ください。

スペイン語の序数詞は1〜12くらいまでが日常会話のなかで頻繁に使われるだけです。

11〜13以上は通常の数字表記で示されることが一般的です。

なので「1〜100までの序数をすべて覚えろ!」なんてことは言いませんが、どのように表現するのかは知っておいたほうが良いでしょう。

よく使われるスペイン語序数詞:1〜12

「〜番目」「契約書の条項」「分数」などの表現でよく見かけるのが、1〜12です。

  1. primero/a
  2. segundo/a
  3. tercero/a
  4. cuarto/a
  5. quinto/a
  6. sexto/a
  7. séptimo/a
  8. octavo/a
  9. noveno/a
  10. décimo/a
  11. undécimo/a または decimoprimero/a
  12. duodécimo/a または decimosegundo/a

 

契約書でよく見かける序数詞:13〜20

13以降は日常会話でほとんど耳にしません。「契約書の条項」などで見かけます。

  • 13: decimotercero/a
  • 14: decimocuarto/a
  • 15: decimoquinto/a
  • 16: decimosexto/a
  • 17: decimoséptimo/a
  • 18: decimoctavo/a
  • 19: decimonoveno/a
  • 20: vigésimo/a

 

周年記念に見かける序数詞:30〜100(10単位)

スペイン語では、30以降の序数は以下のように表現されます。

イベントの開会式の挨拶などで「〜周年」と表すために使われています。

  • 30: trigésimo/a
  • 40: cuadragésimo/a
  • 50: quincuagésimo/a
  • 60: sexagésimo/a
  • 70: septuagésimo/a
  • 80: octogésimo/a
  • 90: nonagésimo/a
  • 100: centésimo/a

一見、覚えるのが難しいように思いますよね。

でも90までは「gésimo」で終わるようになっています。

たとえば

  • 30: trigésimo
  • 40: cuadragésimo
  • 50: quincuagésimo
  • 60: sexagésimo
  • 70: septuagésimo
  • 80: octogésimo
  • 90: nonagésimo

青い部分と「gésimo」を合わせたらオッケーです。

80だけ「gésimo」の直前のアルファベットが「aではなくo」ですので気をつけましょう。

 

スペイン語序数詞の作り方

では、上記で紹介していない半端な数字はどうすればいいの?ということですよね。

日常会話ではそんなに使われていませんが、一応説明しておきます。

たとえば、31。

30の序数の後に一桁台の序数詞を足すとできあがります。

  • 30の序数:trigésimo
  • 1の序数:primero
  • 31の序数:trigésimo primero

1〜9まで覚えてしまったら、そんなに難しくはないですね。

 

スペイン語序数詞の使い方

大前提として覚えておいてほしいのが「形容詞」と同じように使うこと。

つまり、性数変化があるってことです。

なので、序数詞の語尾が「o/a」で終わっていましたね。

  1. primero/a
  2. segundo/a
  3. tercero/a

これは次のようになるということです。

  • 男性名詞と使うとき:primero
  • 女性名詞と使うとき:primera

いくつかのフレーズをサンプルとしてあげますね。

  • la primera vez: 1回目
  • el segundo básico: 小学2年生
  • la tercera edición: 第3版
  • el capítulo quinto: 第5章
  • la cláusula séptima: 第7条
  • el artículo duodécimo: 第12条

 

スペイン語序数詞のまとめ

この記事では以下のことを解説しました。

  • 序数詞とは、順序や位置を示す数のこと。
  • よく使われる序数詞は、1〜12くらいまでが日常会話で使われる。
  • 序数詞の作り方は、20以上の序数の後に一桁台の序数詞を足す。
  • 序数詞の使い方は、形容詞と同じで性数変化がある。

以上です。

なんとなく理解していただけたかと思います。

不明な点があればコメント欄で教えてくださいね。

 

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