今日は2020年のシーズンも開幕してすでに1ヶ月が経過しましたが、我が家の2020年度予算を公開したいと思います。
- 家計簿をつけ始めて変わったこと
- サンティアゴの生活費の高さ
- 各項目でどのぐらいお金が必要なのか
- 駐在員じゃない日本人の生活の現実
最初に前提条件もお伝えしておきますね!
- サンティアゴ在住5年目
- チリ人と国際結婚
- 未就学の子供が一人
- ラスコンデス区に住んでいない
- アパート住まい
なぜこの記事を書こうかと思ったと言うと、Twitterに生活費の高い国ランキングみたいなものが流れていて、チリは見向きもされていない感があったのでこのようなコメントをしています。
個人的な感覚やけど、日本🇯🇵の生活費とチリ🇨🇱の生活費は一緒ぐらい… https://t.co/MzwTvOxtLp
— えむすた🇨🇱🗿世界原人 (@MACLKO) February 2, 2020
家計簿をつけ始めた理由と結果
子供の出産を機に家計簿をつけるという行為を開始しました。
僕のことを昔から知っている方からすると想像もつかない話だと思いますが、自分も1児のパパとなり良い家庭を築き上げていきたいという気持ちが芽生えたのです。
出産も通常の出産とはならず非常にお金がかかった出産となったので、湯水の如くお金を使えない状況となってしまったことが家計簿をつけ始めるきっかけとなりました。
家計簿をつけ始めて変わったのは、『出費をある程度コントロールできるようになり、予測できるようになった』ことです。
以前から家計簿をつけている方は何を今さらというような話ですが、日本で勤務していた時のように自転車操業をしていた(している)僕にとっては非常に大きな進歩です笑。
毎月使っていい金額を年初に決めておいて、毎日こまめに家計簿をつけることで後どれぐらい使っていいのかを把握することができ、それによって出費をコントロールすることと予測することができるようになったのです。
まぁ未だに自転車操業という恥ずかしい事実は変わっていませんが笑
家計簿をつけるとお金が貯まるということでは決してありません!
月末の収支を見てうんざりすることがほとんどです笑。
一月の収支を整理したけど、、
【マイナス100ドル】
どないなってんねん😇このままじゃお金を貯めて、お金で稼ぐどころか、【ジリ貧街道】まっしぐらやないかぃ。
僕のことをリアルで知っている人は分かると思うけど、贅沢な生活はしていない!
これが現地社員のリアルだぜ😇
— えむすた🇨🇱🗿世界原人 (@MACLKO) February 1, 2020
家計簿の13項目
よく使うカテゴリーを考えていたら13項目に分けることができました。
- 食費:主に食材やビールに使うお金
- 外食費:レストランで使うお金
- 交通費:公共交通機関に使うお金
- 衣類:服を購入する時に使うお金
- 子供:幼稚園の月謝やその他の出費
- 光熱費:水・電気
- 医療費:お医者さんに支払うお金
- 薬代:薬を買う時に使うお金
- 通信費:携帯代・ネット料金
- 家賃・共益費など:アパート代と共益費、その他出費
- 犬:愛犬アキラに使うお金
- 小遣い:僕と妻のお小遣い
- 投資:自己投資などに使うお金
もっと細かく分けることができるかもしれませんが、これ以上分けてしまうと多分入力時にダルくなりそうなので僕にとってはこれが限界です。
各項目毎の費用
食費
2020年度予算:200,000ペソ/月
去年はあんまり予算を越えることがなかったので、去年より額を少し減らしました。
ここにはビール代も入ってくるから飲む量をちょっと控え目にしないといけません。
朝市で魚を購入するときは、ぐんと額が上がってしまうので注意しなければなりません。
外食費
2020年度予算:100,000ペソ/月
去年据え置きです。大体、月に2回ぐらいかな?
日本人の友人家族と1回、チリ人妻の家族と1回
それに後はハンバーガーとかぐらいです。
交通費
2020年度予算:70,000ペソ/月
これは去年から少し上げました。
僕は車を持っていませんので、移動手段はバス・地下鉄・タクシー・Uber・自転車・徒歩となります。
チリ人妻からはずっと『車が欲しい、車が欲しい』と言われ続けていますが、断固拒否!
車両本体を支払うお金なんてないし、月賦なんかも嫌だし。
おまけに保険代もガソリン代もいるでしょう?
さらには物損・人身事故なんかのリスクも増えちゃいますよね?
家族と出かけるときは運転手でビール飲めないですよね?
もちろんチリで運転できる免許は持っているし、義父の車を借りて乗るときは『あ〜快適♪』なんて思うことだってあります。
通勤はずっと自転車でしたが、この間メンテナンス費用に100,000ペソほどかかったので眩暈がしました。
今はオーディオブックを聴きながらの徒歩通勤にはまっております。
最近徒歩通勤にはまっている…
意外と集中できる環境なのでお勧め😄家だとチリ助のかまって攻撃、
会社だと仕事をしてしまう悪い癖…おまけに健康に良い!ナイス!
この正月太り(言ってみたかっただけ)
したタルタルのお腹に喝や!— えむすた🇨🇱🗿世界原人 (@MACLKO) January 14, 2020
衣類
2020年度予算:35,000ペソ/月
これも昨年より少しだけ上げました。
あまりにもみすぼらしい格好でしたので、少しだけ新しい服を買ったりしたくなりました。
大学生と社会人前半はDieselを愛用していましたので、ジーンズだけで3万円以上する買い物をしていました。
その頃から比べると今はユニクロのTシャツにLiderの短パンにビーサン。
8年前ぐらいに購入したスーツにヨレヨレのワイシャツ。
落ちるところまで落ちたものです笑
子供
2020年度予算:220,000ペソ/月
これもちょっと上がりました。てか、実際もう少し上げないといけないかも。
Montesorriという教育をベースにしている幼稚園へ通っていて、去年までは午前9時から午後4時(自主的に午前10時ぐらいに通っていたみたいですが、、)で月190,000ペソだったのに、今年3月から午前8時から午後4時の時間帯に変わって月240,000ペソになるという噂を耳にしています。
高い。高すぎる。
それに文房具の購入、当番で回ってくるオヤツの購入、イベントのお金、父親コスプレ代等がボディブローのように効いてきます。
光熱費
2020年度予算:25,000ペソ/月
ガス代はマンションの共益費に含まれているので、実質水と電気代だけです。
水ははっきり言ってハナクソ程度ですが、電気代は冬になるとしんどいです。
チリ人妻が極度の寒がりで電気ストーブ、電気毛布を愛用してしまいます。
医療費
2020年度予算:70,000ペソ/月
チビ助の生まれたてや乳児のときは週1ぐらいで通院してたんじゃないかな?ってぐらい病院に通っていました。
チリ人妻も産後の状態が良くなくて、定期的に通院していました。
今となっては通院の頻度がかなり減り、回数がゼロのときもあるので幸せです。
ちなみに僕は2015年からチリに住んでいて、眼医者と皮膚科に1回ずつ通っただけ。
眼医者はブルーライトオフのメガネを購入するために、皮膚科はスポーツをしていて足の爪が割れたため。
体内の調子は今のところ、幸いにも絶好調です。
あ、整調のためにカイロプラクティックは行っています。
薬代
2020年度予算:40,000ペソ/月
薬を結構飲むチリ人妻に僕のプロテインを指摘され、プロテインの摂取を辞めたため費用が下がりました。
健康診断結果から中性脂肪が多いと分かったので、一時期オメガ3を摂取していたこともありましたが、いつの間にか買い増しし忘れていることを今思い出しました。
通信費
2020年度予算:35,000ペソ/月
携帯代とネット料金だけです。
Netflixは契約しているけど、衛星放送とかは契約していません。
家賃・共益費など
2020年度予算:500,000ペソ/月
家賃は特別料金で借りていて月350,000ペソです。
区もイマイチで面積も小さいマンションですが、一般的な料金だと500,000ペソぐらいはすると思います。
また昨年近くに地下鉄も開通しましたので立地は良くなりました。
これが多くの日本人駐在員が住んでいるラスコンデス区で面積も倍ぐらいの大きさになってくると倍以上の賃貸料になってきます。
これに共益費が一丁前に100,000ペソ超えで請求されることが、このマンションの少し気に入らないところです。
犬
2020年度予算:50,000ペソ/月
これはちょっと多いかな?
昨年、実家の方に移る予定だったからフライング気味で秋田犬(アメリカン)を飼い始めました。
その計画が実家の方の都合で倒れてしまったので、エサ代も半々にしているのでこんなにも要らないか。
最初の方は予防接種を連続で摂取していたのでお金がかかっていた名残が残っています。
小遣い
2020年度予算:57,500ペソ/月
これは完全に目安です笑。
一応僕とチリ人妻の二人がこの金額を小遣いとして使える額にきめています。
大幅には超えないけど、ちょこっと越える時があります。
あまりガチガチに守ろうとするとストレスに感じるので、あくまで目安です。
投資
2020年度予算:230,000ペソ/月
日本でも海外でもラットレースにハマりまくっている僕。
将来いつかはラットレースから脱出し、前に進む選択肢しかない人生を歩もうと期待して自己投資をします。
最終的にはFXと株式投資を極めたいと思って日々過ごしています。
その教材やその他に今携わっている業界を勉強するための教材を購入する費用がこの辺りです。
カイロプラクティックも体を整えるということで、自己投資に含めております。
まとめ
現時点での生活費はこんな感じで、チリ人の平均給料や最低賃金だと、とてもじゃないけどこのような生活は送れません。
日本で暮らしている時には家計簿をつけていませんでしたが、大手メーカーに勤めていて貯金ができていなかったことを考えると、湯水のごとくお金を落として日本経済へ貢献していたものと思います。
- 毎月の費用を見直すために家計簿をつけ始めてかれこれ3年が経過
- 金は一向に貯まらないが、途中経過が分かるのでコントロール可能
- 日本と生活費が変わらないような気がする、むしろ高い?!
- 駐在員じゃない日本人の海外生活の現実はそう甘くない
いかがでしたでしょうか?
これからサンティアゴへの移住を考えている方はご参考にしていただければと思います。
すでに現地で生活をしている方も皆さんの生活費の割合と比較すると面白いのではないでしょうか。
それでは今日はこの辺りで、チャオチャオ♪
このブログではイラストAC殿より画像を入手しております。
kotoneさん
みゅーんさん
イラストスターさん
morockmeさん
acworksさん
猫島商会さん
しじみさん
こゆこゆさん
歩夢さん
ハルハルさん
麦さん
ブログどんどん面白くなっていきますね!
モアイさんの家計簿エクセル表をパクりたいです。笑
コメントありがとうございます!試行錯誤してやっております!笑
家計簿のエクセル表お送りしますよ。Googleスプレッドシートですごいシンプルなやつですが。。笑
Great content! Super high-quality! Keep it up! 🙂
Thank you for your comment! I’ll do my best ( ^ω^ )
[…] […]