チリワイン

カサブランカ・ヴァレーで森林火災防止の講習会実施

カサブランカ・ヴァレーにあるブドウ畑の代表者ら20人以上が、「森林火災の発生を防ぐこと」を目的とした講習会に参加した。カサブランカ・ヴァレーのワイン生産者協会が主催したイベントで、チリ森林公社(Conaf)と消防団が、ブドウ畑の管理や防火帯の作り方、乾燥した植物の除去などの指導を行った。

チリの夏は例年、山火事が多発し、被害が大きくなると予想されるため。昨年の冬は雨の日が多く、その結果、畑に乾燥した植物がたくさん残っている。

google maps: casablanca

 

 

ワイン生産者協会のメンバー:

casablancavalley.cl

 

 

カサブランカ・ヴァレーワイン生産者協会のアリアーティ会長が、パンデミック後に初めて実施されたこの予防活動の有用性を強調した。

「現在の過剰な暑さと、やや多い水量によって、草が少し高くなっている。重要なのは、この夏に我々に影響するであろうことを予防すること。カサブランカ・ヴァレー全域にとって、予防がマストとなる。」

 

『Conaf』の森林火災予防課の環境教育・普及責任者であるパラオ氏は、ブドウ畑の予防的植林から、人口密集地や周辺の土地での火災に対応する機会を得たと述べた。

 

当局によると、12/7 現在、「2022年7月1日~2023年6月30日」の森林火災はチリ全土で 1,400 件以上に上ると報告する。焼失面積は 9,000 ヘクタールを超え、前年同期比で 12% 増加。バルパライソ州では、すでに 120 件以上発生している。

(2022年12月12日:WIP)

 

@moaiswine

 

 

 

 

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