チリワイン

チリワインのヴィンテージチャート|2013〜2016年が飲み頃

チリワインのヴィンテージチャートによると、マイポとコルチャグアの赤ワインは 2013〜2016 年が飲み頃

飲料業界メディア『Wine Enthusiast』は2月7日、ワインのヴィンテージ(収穫年)に関するチャートを同メディアの公式サイトで公開しました。ワインの主要生産国 16 か国とそれぞれの主要生産地ごとの飲み頃が記載されております。

今回はその中から「チリワイン」の飲み頃に焦点を当てる形で情報を共有させていただきますね。

結論から申し上げると、チリ産の赤ワインの飲み頃は「2013〜2016年」、白ワインの飲み頃は「2019〜2021年」とのことです。ただチリの主要産地は以下の3つしか掲載されておりませんので、全ての産地の飲み頃ではないことにご留意ください。

  • マイポ・ヴァレー(赤ワイン)
  • コルチャグア・ヴァレー(赤ワイン)
  • カサブランカ・ヴァレー(白ワイン)

 

飲み頃の範囲に入っていないヴィンテージについては、以下4つの指標があります。

  • ピークまでホールド推奨
  • ピークには達していないけど飲める
  • ピークがすぎたかもだけど飲める
  • 多分飲めない

 

 

以下、チリワインのヴィンテージチャートでございます。

Wine Enthusiast チリワインのヴィンテージチャートWine Enthusiast チリワインのヴィンテージチャート

 

 

マイポ・ヴァレー(赤ワイン)

ピーク:2013〜2016年
ピークには達していないけど飲める:2017年
ピークまでホールド推奨:2018〜2021年

その中でも 2013 年と 2015 年のヴィンテージが、90 ポイントと一番評価が赤い年になります!

 

コルチャグア・ヴァレー(赤ワイン)

ピーク:2013〜2017年
ピークには達していないけど飲める:2018年
ピークまでホールド推奨:2019〜2021年

コルチャグアに関しては、2015 年のヴィンテージが優良です!

 

カサブランカ・ヴァレー(白ワイン)

ピーク:2019〜2021年
ピークがすぎたかもだけど飲める:2018年

2019〜2021 年まで全て同じ点数でした!

 

この結果を見ると、当然かもしれませんが、白ワインに関しては直近のヴィンテージを選ぶのが間違いなさそうです。

赤ワインに関しては、2012 年よりも前のヴィンテージは選ばない方が無難かと。特に、2006 年と 2009 年のヴィンテージは、マイポもコルチャグアもともに推奨されておりません。きっと天候が悪かった年だったのかな?

 

フランス産やイタリア産のワインと比べると「飲み頃が早く訪れる」ことが、チリワインの長所の一つです。自分なら今日買ったワインを5年、10年も寝かせて待つことができないと思うので、チリワインを楽しむべき消費者なのかもしれません。

 

ただ、まだ3つの生産地のデータしか掲載されていないので、はっきりとしたことは分からないですよね。こういった点でも、チリワインはまだまだ可能性がありそう!

 

ぜひチリワイン購入時に参考になればと思います。

日本で売られているチリワインの銘柄が気になる方は以下の記事を確認してみてください!

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参考文献

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